商品詳細

• 700年以上の歴史を持つ越前打刃物の伝統工芸士が製造した逸品。丹念に鍛え上げることで刀身に浮かび上がる鋼模様が庖丁に賭ける職人の心意気のようです。鋭利な形状が印象的な剣型文化型は伝統的な和庖丁の一種ですが、尖った先端を使用して繊細に細切りする際に便利で近年人気となっております。
• 計17層の鋼を使用したダマスカス造りの庖丁で鋼の層がキラキラと煌いて見え、単なる模様では無く、ブレードを炉に入れて赤めてから叩き鍛える火造りを行っていることと、全体が熱処理されていることの証であり、刃の反り防止の役目も果たします。こうすることで刃の強度や永切れ性をより高めた手造り庖丁です。
• 切れ刃の鋼には武生特殊鋼材V金10号鋼（VG10）を使用。希少金属コバルトを含有しており、使い始めの鋭い切味を長期間保持できると共に通常の使用においては刃こぼれしにくい強靭な庖丁です。また切れ刃部も含めブレード全体が錆に強い為、お手入れが簡単です。
• 伝統工芸士が打ち鍛えた鍛造品（打刃物）ですので、強度の必要な峰元部分は厚く頑強ですが、先端や刃先に向けてはテーパー状に薄く打ち伸ばしてあります。こうすることで素晴らしい切味を実現すると共に、軽量化されバランスも良くなり、非常に使い勝手の良い庖丁となります。これが打刃物と通常の刃物との大きな違いです。
• 全長：310ｍｍ刃渡：172ｍｍ 刃幅：50ｍｍ 重量：125ｇ